とある草サッカーチームの話

新卒で入社した会社に草サッカーチームがあった。自分も先輩に誘われて、チームに加入し、何年間かそのチームで活動した。チーム名はFCババチョップス。活動は毎週土曜日の夕方18時〜21時。私が入社した会社にはクセのある人が多く、サッカーチームも変わった人ばかりだった。所属しているメンバーは会社の人間だけでなく、会社の人間が知り合いを誘ったり、市の青年センターから紹介された人がいて、さらにいろんな人が集まった。中には外国人の方もいて、フランス人、中国人、韓国人、ハワイの人がいた時もある。皆、個性的なメンバーで女子率ゼロ。男くさい独特な雰囲気があった。

 

大体、練習が終わったら、何人かで飲み行ったりご飯を食べに行く。練習試合の後ももちろん飲みに行く。飲み会では大体、攻撃陣と守備陣が対立していたのが懐かしい。

 

皆、個性的なメンバーでグダグダなところもあったけれど、こんな形でありながらもきちんとサッカーできたのは今思えば本当に貴重だった。

 

最後の方はチームの幹事を僕がやっていたが、使用していた小学校のグラウンドがなくなるのと、自分の仕事の都合で、チームの運営まで手が回らなくなってしまって活動は休止してしまった。

 

もっときちんとやっていけば、いろんな展開があったのではとも思うし、当時のメンバーにも申し訳ない。

 

チームはなくなってしまったけど、いつか今の仕事頑張ってそれなりに地位や実績を積めたら、またサッカーに関する何かを始めてみよう。当時のメンバーにもきちんとした形で活動のけじめをつけれてないし、その日が来るように日々努力していこう。